(1.0)以上見える人の視力検査-①

(1.0)以上見える人の視力検査-①

① オートレフ測定

② レフ値のS面より+1.5Dを入れる(+のときも-のときも)
     ※子供(18歳以下)は+2.0Dを入れる
・説明・「今から目の度数を測ります」
     「はじめはボヤケているレンズを入れますよ」
       ↑
     これ、ポイント。言わないと「ボヤケタ!!」と患者さんが思ってしまい
     後の検査がなかなかうまくできないケースが多いので注意です

③ 少しずつS面を-側に移動させながら、視力を測る

④ (0.5~0.7)くらい視力が出たところで

⑤ S-0.5Dかざしてみる
・説明・「このレンズ(S-0.5D)入れると見やすくなりますか?
          ⇓               ⇓
        「はい」           「いいえ」「見え方は変わらない」
                           ⇓
                        S+0.5D入れる

⑥ 乱視を聞く(乱視の聞き方は後日・・・)
簡単に言うと、「濃い」方向と逆の方向(薄い方向)に軸を入れる

例1) 横がはっきり見える→縦=90°に軸(シリンダーレンズの赤い線が入っているところ)を入れる
   CM151029-090723001-2.jpg

例2) 縦が濃く見える→横=180°に軸
例3) 縦が薄い→=90°に軸
例4) 斜め45方向が濃い→濃い斜めと逆の斜め=135°方向に軸

⑦Clyは-0.5D、-1.0D、-1.5Dと0.5DずつUPしていく
軸と同じ方向が濃くなれば逆転
逆転したら0.25D戻す→C-1.5Dで逆転したらC-1.25Dにする
0.25D戻したレンズで中和したら中和レンズで決定
0.25D戻してもまだ逆転していたら、さらに0.25D戻す
戻していって中和したところでCly決定

乱視の原則は
「逆転したレンズの1つ手前のレンズを採用する」

その時のS面の動かし方は・・・
・Cly-0.5D、Cly-1.0D、Cly-1.5D→S面⑤のまま乱視聞く
・Cly-2.0D、Cly-2.5D→⑤の状態より、S面+0.5DUPして乱視聞く
・Cly-3.0D、Cly-3.5D→さらにS面+0.5DUPして乱視聞く
※逆転まで聞いて、逆転の手前の中和したClyレンズを採用する
※Inami(イナミ)の視力表以外は、中和した(濃さが同じになった)ところで終了でもOK
  491_13_212-2.jpg
 ↑イナミの乱視表(なぜいいか?は「乱視表の大きさ」を見てください)

 イナミの乱視表は大きいし、1~6までの数字で表記され、15°刻みなので聞きやすい
 点々もないタイプの乱視表(線でできている乱視表)では乱視はきちんと聞くことができません
 線の乱視表しかない施設では、オートレフをしっかり測定することに専念して、レフ値のシリンダーを入れてS面だけ調整してもOKです

⑧ Clyレンズが決定したら、さらにS+0.5D入れる
  ・説明・「さらにぼやけますね」
  ・説明・「全体的にぼやーっとなりましたけど、同じくらいの濃さでぼやけてますか?」
  ・説明・「特に濃いところ、薄いところがなければOKですよ」
     ⇓               ⇓
   「はい」           また濃いところが出てきた
      ⇓                ⇓
   Clyレンズ決定      逆転(または中和)するまで乱視を聞く

⑨ 視力表に戻る  この時点で視力が(0.2~0.3)くらいが理想的

⑩ S面をマイナスにdownしていき、視力を測って最高視力が出たら終了



一人の視能訓練士の視力を測る方法です。参考程度に。


(1.0)以上見える人の視力検査-②へ


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1 Comments

menohatena
menohatena  

Re: タイトルなし/ちびなママさん

こんにちは
毎日、視力検査に奮闘されてるんですね!

まず、乱視の原則は「逆転の1つ手前のレンズを採用する」です
なので、ほんとうは逆転まで聞いて、逆転の1つ手前で中和(同じに濃さになっている)レンズを採用しなければいけません。
・・・でも
これが、聞き方や検査をする人の理解の程度、想像力、言葉のチョイスなどで
正確に聞けないことも多いです。なので、実際には「初めて中和したところ」を採用して
あとはS面で調整している眼科もあると思いますよ。
頭が混乱中であれば、ちびなママさんの眼科が「中和点」の乱視を採用しているのであれば
「初めて中和したところ」を聞き出せるように練習してみたらいいかも、と思います☆
練習、経験あるのみ!うまくいかなかったら、諦めてレフ値や前回の乱視を「そのまま」入れましょう。
はじめはうまくいかなくても、諦めずにチャレンジしていれば年月とともに聞けるようになりますよv-290
はなしがズレました・・・。すみません

中和点ですが
C-0.5 D横が濃い
C-1.0D同じ
なら
C-0.75Dは?
C-0.75D横が濃い→はじめての中和点はC-1.0Dです
Cー0.75 D同じ濃さ→はじめての中和点はC-0.75Dになります

患者さんの答えが不安定になるときもありますが・・・。

もう1つの件ですが
えーっと・・・
うちは「逆転の手前」を採用しているので
こうなるのですが・・・
はじめ1と4だったけど軸が動いて1と2の間と4と5の間になった
→1と2の間と4と5の間で比べてもらって軸方向の1と2の間が濃くなれば逆転
→逆転の1つ手前の中和したレンズを採用
そんな流れになります
ちびなママさんの病院のように中和点を採用している病院は
軸を動かして1と2の間と4と5の間の濃さが同じになれば、その時点で終了です

言葉にするとわかりずらいですね・・・

参考にしてもらえたらうれしいです

また中和バージョンも考えてみますね

2018/05/30 (Wed) 11:00 | EDIT | REPLY |   

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