視覚障害者なのに、スマホ?

ある患者さんのOCTを撮影していたときのこと

患者さん
「ちょっと、言いにくいんだけどさ・・・」

  ん?どうしました?

「今、待合室で待っている、男の人で白杖持った人、いるやろ?」

  あー。。Aさんのことか
  →Aさんは、網膜色素変性症の患者さんです
  →視野(見える範囲)がとても狭いので、白杖を使っています

「あの人、白杖持ってるってことは、視覚障害者やろ?」
「視覚障害者って、目が見えない人のことやろ?」

「・・・・」
「でも、あの人、スマートフォン、見てたで」
「こんなん、言うたらあかんやろか?」

なるほど

患者さんは
白杖=視覚障害者
視覚障害者=全く目が見えない人
全く目が見えない人、、、、=スマートフォン???

こう思ったのですね。きっと。

私の記憶では
白杖は、視覚障害者手帳を持っていれば申請することができる補装具の1つだったと思います

補装具は、眼鏡や義眼と同じ扱いで
本人が希望して、医師が必要と診断したり
役所に書類を申請して認められれば、支給されます

1・2級だけが対象となる日常生活用具もありますが
確か、白杖は補装具扱い、なはず
(間違ってたら、ごめんなさい。ご指摘ください)

この、Aさんの場合の病気は
「網膜色素変性症」で、視力は最後までいい場合が多く
視野(見える範囲)が少しず狭くなっていく病気です

Aさんの視野はだいぶ狭いです(5°以下)
なので視覚障害2級を持っています

想像してください

手の親指と人差し指で小さく○を作って
目の前に当ててみる
14449733010.jpeg

そのまま、歩く

いくら視力が見えていても
周りの景色が見えないと
怖くないですか?

横にある柱も見えずに、ぶつかってしまう

危ないのでAさんは白杖を使っているんです

でも視力は0.7見えるので
スマートフォンは使えるのです

白杖持ってて、スマートフォン使ってても
おかしくないのです

ご理解お願いします

網膜色素変性症の説明サイトはこちら
・目と健康シリーズ
・日本眼科学会
・東海光学


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