乱視度数のプラスとマイナス

前焦線
後焦線
最小錯乱円

この3つで目の度数は
表すことができます

例えば・・・・
乱視10
この目の度数
前焦線が−1.0Dで後焦線が+1.0D
最小錯乱円は±0.0D 網膜上にのっている

この状態を
目の度数で書くと・・・?

どうなるでしょう

パターン1
S+1.0D:C−2.0D Ax90°

パターン2
S−1.0D: C+2.0D Ax180°

この2つは同じ意味です

前焦線と後焦線の角度は真逆と決まっています

前焦線が90°なら後焦線は180°
前焦線が30°なら後焦線は120°
前焦線が60°なら後焦線は150°
前焦線が135°なら後焦線は45°
前焦線が160°なら後焦線は70°

こんな具合

乱視10

この図の場合
前焦線は乱視軸を90°に入れたら動かすことができる
後焦線は乱視軸を180°に入れたら動かすことができる

そう考えて下さい
※実際はもう少し複雑ですが、難しいし、
そこまで覚えなくても大丈夫だと思います

前焦線−1.0Dで後焦線+1.0D
乱視度数は分かりますか?

乱視は前焦線と後焦線の距離です
なのでこの場合、乱視は2.0D

乱視レンズは2.0Dを使います
レンズ乱視
写真の赤矢印部分のように線が入っているのが乱視のレンズです

赤矢印部分を「軸」と言います
乱視のレンズは軸部分には度数が入っていなくて
軸と逆方向に度数が入っています

これは豆知識なので

へーそうなのか。とりあえず、乱視のレンズは「軸」の印があるレンズだな


そう覚えておけばいいかなと思います

      

話は戻って・・・・

乱視10
この目の度数は2パターンで書くことができる
①S+1.0D:C−2.0D Ax90°
②S−1.0D: C+2.0D Ax180°

前焦線は乱視軸を90°に入れたら動かすことができる
 後焦点 線は乱視軸を180°に入れたら動かすことができる

乱視の度数は2.0D

細かくみていきます

まず
①S+1.0D:C−2.0D Ax90°
これはいつも矯正視力で使うパターンです
後焦線を網膜の中に入れて視力を測るので
まず後焦線の度数を決めますS面決定
そこから前焦線を後焦線に近づけるために
乱視のレンズを使います
レンズはマイナスレンズは後ろ(この図でいうと右)に動くので
乱視レンズはマイナスレンズを使います

なので
書くとS+1.0D:C−2.0D Ax90°
S面は+1.0Dを使って前焦線を後焦線の位置まで持ってくるのに
C面(乱視レンズ)は-2.0Dを使いましたよ

そんな意味です

②次はS−1.0D: C+2.0D Ax180°
これは逆のパターンですね
まず前焦線の-1.0Dを決めます
そこから後焦線を前(図ていうと左側)に持ってきます
前に動かすときは+レンズを使います
遠視の矯正のときを考えてみたらわかりやすいと思います
網膜の後ろにある焦点を+レンズを使って網膜にのせてます

書くとS−1.0D: C+2.0D Ax180°
S面は-1.0Dを使って後焦線を前焦線と同じ位置にするために
乱視のレンズは+2.0Dを使いましたよ

そんな意味です

・・・がっっ

そこで問題になってくるのが調節力

調節力は前方向(図でいうと左方向)に働きます

なので

視力を測るとき
+のC面(乱視レンズ)を使ってしまうと
調節力がある人は
後焦線が前焦線の近くにきたら
ヒョイッと調節力を使って
前焦線にのってしまいます
乱視プラスレンズ

これでは正しい乱視度数を調べることができません

調節力は後ろ方向(図でいうと右方向)には動けないので
視力矯正をするときは
調節力の影響を受けないように
C面(乱視レンズ)はマイナスレンズを使うのが基本です

視力矯正の時に参考値で測る
オートレフも乱視をマイナスかプラスどちらで
印刷するか設定できるようになっていますので
オートレフの設定はC面は「-」にしておくことをおススメします

      

オートレフは設定で
度数の刻みを0.01/0.25 と設定できます
実際に矯正視力を測るときのレンズは
0.25刻みなので0.25Dに設定しておくと
見やすいかなーと思って
私は0.25D刻みに設定してます
これは、お好みで


長い記事を最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
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